2012.05.28 農のメルマガ Vol.050

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 農のメルマガ Vol.050
 2012.05.28 / ファーム・アンド・ファーム・カンパニー And 下野農園
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
————————————————————————
【目次】
————————————————————————
● ニュース・トピックス
  ・農家以外出身者が過半に/12年度農業大学校入学者
  ・地域浮揚へ建設業が農業参入/熊本県
  ・青果提供新システム開始へ/沖縄県
  ・人馬で昔ながらの田植え再現/日光市
  ・JA佐野が農業生産法人設立へ
  ・日本政策金融公庫の融資77%増/栃木県内の農業・食品
● 弊社からのお知らせ
  ・大田原でグリーンツーリズム推進協議会が立ち上がりました
  ・今牧場のチーズを食べよう!ワインパーティを開催します
  ・新しい出会いと体験 ストロベリーナイトを開催します
  ・「農地ツアー」を開催します
  ・栃木のこだわり野菜を用いた料理教室を開きます
  ・ファーマーズ・ナイトを行います
● その他お知らせ・栃木イベント情報
  ・オリオン朝市
  ・けんちょう de 愛 ふれあい直売所
● 編集後記
  ・月の周期で虫対策
————————————————————————
【ニュース・トピックス】
————————————————————————
1.【農家以外出身者が過半に/12年度農業大学校入学者】5月28日
 全国の道府県立農業大学校の2012年度入学者(養成課程)のうち、農家
以外の出身者が51.9%を占め、農家出身者の割合を初めて上回ったことが、
全国農業大学校協議会の調査で分かった。全入学者数は2年連続で減った
一方、農業関連産業や食品の安全などに対する関心の高まりなどを受け、
21道府県で農家以外の出身者が前年以上の数に達した。女性の割合も増え、
22.2%で過去最高となった。
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=14490
2.【地域浮揚へ建設業が農業参入/熊本県】5月28日
 熊本県の水俣、芦北地区の建設業者3社が今春、農業参入を狙ってアボカ
ド栽培を始めた。熊本県内の公共事業受注高はピークの半分以下に減り、建
設業界全体が不況といわれる中、生き残りと地域浮揚をかけた試みだ。熊本
県が建設業者の新分野進出を促そうと昨年度から始めた支援制度を活用した。
 熊本県建設業協会芦北支部が、農業分野参入に向けて最初の勉強会を開い
たのは昨年6月。加盟49社のうち18社が「農業に関心がある」とアンケート
に答えた。
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20120528ddlk43020289000c.html
3.【青果提供新システム開始へ/沖縄県】5月26日
 沖縄県宜野座村のNPO法人「食の風」(田崎聡理事長)は5月25日、沖
縄県庁で記者会見を開き、地域の農家から代金前払いで直接農産物を購入す
るシステム「CSA宜野座」を6月から始動すると発表した。
 消費者は事前に料金を支払い、毎週土曜日に村内の集荷場で農産物を受け
取る。都市部や県外には宅配する。消費者は凶作でも同料金を支払うため生
産者と同じリスクを背負うが、生産地や生産者が分かり「安心・安全」な農
産物が手に入る。沖縄県内では初の試み。
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20120526rky00m040003000c.html
4.【人馬で昔ながらの田植え再現/日光市】5月27日
 人馬による昔ながらの田植えを再現する「今市田植祭」が5月27日、日光
市小林の「祭田」で行われ、関係者や写真愛好家ら大勢が見学した。
 祭りは民謡グループ「民謡瑞豊会」が主催。とちぎのまつり百選に選ばれ
ており、37回目を数える。昨年は東日本大震災を受け、祭田での開催を初め
て中止、報徳二宮神社での神事「神田植」に切り替えた。
 この日はたくましい那須駒による代かきの後、小林小の児童が、地元ボラ
ンティアに教わりながら、丁寧に苗を植えていった。
www.shimotsuke.co.jp/biz/economics/agriculture/news/20120527/792724
5.【JA佐野が農業生産法人設立へ】5月26日
 JA佐野(大芦宏組合長)は5月25日、農畜産物の生産や販売を受託する
JA出資型農業生産法人「ミノリーファーム(仮称)」を、2013年3月末を
目安に設立することを明らかにした。同日開かれた総代会で設立議案が承認
された。管内では高齢化や後継者不足に直面する農家が増加。耕作放棄地の
拡大も懸念され、こうした課題に対処するのが狙い。県内農協で生産法人を
運営に乗り出すのは、JA下野に次ぎ2例目。
www.shimotsuke.co.jp/biz/economics/agriculture/news/20120526/791734
6.【日本政策金融公庫の融資77%増/栃木県内の農業・食品】5月18日
 日本政策金融公庫宇都宮支店が農林水産事業で取り扱った2011年度の栃木
県内の農業・食品産業向け融資は91億円で、前年度に比べ77%増加した。同
支店が5月17日までに実績(速報)を発表した。被災農業者に対する震災特例
融資が52億円で全体の約6割を占め、融資額を押し上げた。原発事故によ放
射能汚染の影響で県産肉牛が出荷停止になるなど、畜産農家をはじめとする
農業者の資金繰りの厳しさを裏付けた。
www.shimotsuke.co.jp/biz/economics/agriculture/news/20120518/785872
————————————————————————
【弊社からのお知らせ】
————————————————————————
1.【大田原でグリーンツーリズム推進協議会が立ち上がりました】
大田原を中心としたグリーン・ツーリズムによる農業と観光の促進を図る
ため、今月25日にグリーン・ツーリズム協議会が立ち上がりました。
協議会メンバーは主に、市内の農業、観光団体が主ですが、今後、構成員を
増加し、部会を作成、グリーン・ツーリズムの推進を行っていきます。
2.【今牧場のチーズを食べよう!ワインパーティを開催します】
昨年、県内初で今牧場が国の6次産業化法に認定され、チーズ工房を作り
ました。そのチーズを皆さんで試食できるよう、試食会&ワインパーティ
ーを下野農園にて、開催いたします。
「那須高原 今牧場」が生産から加工まで自らの手で作った、こだわりの
チーズを多様な料理にしてご提供いたしますので、是非ご賞味ください。
日 時:5月30日(水)19:00-21:00
場 所:下野農園
会 費:3000円(ブッフェ形式の食事含、ワインは別途オーダー制)
お申込みお問合せ:下野農園 TEL 028-678-6593
3.【新しい出会いと体験 ストロベリーナイトを開催します】
新感覚の婚活!農業体験をしながら婚活ができる!
夜のイチゴ狩りやBBQをしながら楽しんでみましょう。
田舎の農家メンズ&ガールに知り合ってみませんか?
日 時:6月2日(土)12:30集合
男子集合場所:石川いちご園 栃木県那須烏山市鴻野山 722-3
女子集合場所:保険福祉センター 那須烏山市田野倉 85-1
       ※スタッフが石川いちご園まで送迎
会 費:男子 2000円
    女子 1500円
内 容:もの作り体験、地域めぐり、夜のイチゴ狩り、BBQ
連絡先:下野農園まで 028-678-6593
4.【「農地ツアー」を開催します】
栃木県那須烏山市にある若手農家集団のカッシナーレが1年を通して、親子
を中心に農地ツアーを開催します。
野菜の種まき、収穫などの作業の後には、採れたての野菜を使用した食事や、
収穫した作物のお持ち帰り特典もあります。
日 時:6月9日(土)
内 容:サツマイモ植え、他
場 所:大野家 那須烏山市大桶1798
体験料:おひとり様1,000円(小学生未満は無料)
持ち物:帽子、軍手、汚れてもよい服装、長靴
<お申込みお問合せ先>
(1)(株)ファーム・アンド・ファーム・カンパニー 
Tel:028-678-3411   Mail:info@farmfirm.co.jp
(2)下野農園のスタッフへ
5.【栃木のこだわり野菜を用いた料理教室を開きます】
下野農園では「栃木のこだわり野菜を用いたお料理教室」を開催いたします。
身近な野菜から珍しい野菜まで、旬の素材の味を再発見できます!
お料理教室を通じて生産者さんが皆さんのもっと身近になればと思います。
日 時:6月15日(金) 10:30-13:00
場 所:下野農園 宇都宮市下戸祭 2-3-2
講 師:臼居芳美先生  http://sanpomi.exblog.jp
参加費:3500円 (野菜のお土産付き)
募集人数:10名
持ち物:エプロン、筆記用具
申込み・問合せ:shimotsuke-farm@farmfirm.co.jp
        TEL 028-678-6593
詳細は下野農園のHPをご覧下さい。
http://www.shimotsukefarm.com/news/post_46/pc.html
6.【ファーマーズ・ナイトを行います】
下野農園にて、農家発信のイベント「ファーマーズ・ナイト」を行います。
茂木町で有機栽培をしている松井ファームの松井眞一さんにお話をしていた
だきます。化学合成農薬、化学合成肥料を使わない、持続可能な循環型の農
業のことなど、興味深いお話満載です。
日時:6月19日(火)下野農園 19:30?21:30
<イベント内容>
 ・農家さんトーク
 ・クイズ(プレゼントあり)
 ・松井さんの野菜のマーケット
※参加費は無料です。
※食事については通常通りのディナーコースを用意しています。
詳細は下野農園のHPをご覧ください。
http://www.shimotsukefarm.com/news/post_57/pc.html
————————————————————————
【その他お知らせ・イベント情報】
————————————————————————
1.【オリオン朝市】
新鮮野菜がいっぱいです! どの品物も格安で購入できます。
日 時::6月5日(火)10:00-14:00
場 所:オリオンスクエア 江野町8?3
問合せ:オリオン朝市実行委員会(TEL:028-634-1722)
http://www.orion-square.com/calendar/
2.【けんちょう de 愛 ふれあい直売所】
県庁からの地産地消の情報発信を目的として、栃木県・とちぎ地産地消県民
運動実行委員会の共催で、毎月1回、県庁内で農産物直売所を開催します。
日 時:6月15日(金)10:00-14:00
場 所:県庁本館1階県民ロビー、昭和館前庭
出 品:県産農産物、県産農産物を活用した加工食品
出店団体:とちぎ地産地消県民運動実行委員会関係団体
     (農業団体のほか、商工関係団体や保健福祉関係団体からも
      出店予定。高校生等による地産地消の取組発表の場としても
      活用しています)
問合先:栃木県農政課
    〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館12階
    電話番号:028-623-2277
www.pref.tochigi.lg.jp/g01/work/nougyou/shokutonou/1213858438887.html
————————————————————————
【編集後記】
————————————————————————
【月の周期で虫対策】
 5月21日の朝、金環日食を観察した方は多いかと思います。徐々にあたりが
暗くなり、雨雲による暗さとは違った神秘的な雰囲気に浸った方もいたのでは
ないでしょうか。
 天体の動きが動物の行動に影響を与えることは、サンゴが満月の夜に産卵す
るなどの例で知られていますが、昆虫も同じように、月の周期で繁殖する傾向
があると言われています。虫の生態として、満月の3日前に交尾し満月の日に産
卵、そして満月の3日後に孵化する傾向があるそうです。
 こうした虫の生態を利用して、害虫駆除を行っている農家さんがいます。卵
は殻が固くて農薬が効きにくいので、無防備な孵化直後の幼虫を狙うのが効果
的といいます。つまり、満月の3,4日後に農薬を散布するのが一番効果的、と
いうわけです。「全滅させることはできないが、一回で抑えられる。次の満月
のときに防除しなくてもいいときがある」そうです。今後、化学合成農薬でな
く、天然由来の資材を使ってでどこまで効果が得られるか試してみたいと意欲
的です。
 こうした自然の周期をうまく利用した方法がもっと研究されて、環境への負
担を最小限に抑えられるような農法が開発されることを期待したいものです。
————————————————————————
【お問い合わせは以下のアドレスまで】
info@farmfirm.co.jp
株式会社ファーム・アンド・ファーム・カンパニー
〒320-0055
栃木県宇都宮市下戸祭2-3-2
HP http://www.farmfirm.co.jp
TEL 028-678-3411
FAX 028-678-3412
レストラン「下野農園」
〒320-0055
栃木県宇都宮市下戸祭2-3-2
TEL 028-678-6593
FAX 028-678-6594
HP http://www.shimotsukefarm.com
Blog http://ameblo.jp/shimotsukefarm/
————————————————————————