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2011.2.28■農のメルマガ Vol.021

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 農のメルマガ Vol.021
 2011.02.28 / ファーム・アンド・ファーム・カンパニー And 下野農園
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【目次】
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● ニュース・トピックス

  ・原油高騰続けば経済に影響/IEA事務局長が懸念
  ・消費者は安さで輸入肉を購入/JC総研の消費行動調査
  ・コメ輸入、計画量の確保困難に
  ・真岡のイチゴハウスを視察/中国関係者
  ・かんぴょうなどで新商品/とちぎ未来農業研が開発販売
  ・シェフら野菜産地体験ツアー/下都賀
  ・シルバーファーマー制創設/那須塩原

● 弊社からのお知らせ

  ・「那須地方農政講演会」の御案内
  ・ファーマーズ・ナイト/大田原市の古谷さん
  ・ファーマーズ・ナイト/上三川町のやんちゃ豚さん

● その他お知らせ・栃木イベント情報

  ・オリオン朝市
  ・二荒門前市 食のアウトレット
  ・けんちょう de 愛 ふれあい直売所

● 編集後記

 ・「あたらしい皮のむきかた」で野菜・果物の消費拡大へ

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【ニュース・トピックス】
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1.【原油高騰続けば経済に影響/IEA事務局長が懸念】2月26日

 主な石油消費国でつくる国際エネルギー機関(IEA)の田中伸男事務局長は、
北海ブレンド原油先物価格が1バレル=100ドルを上回る原油高について
「このままの価格が今年ずっと続けば、1970年度の第1次石油危機や2008年
の価格高騰並みの影響を世界経済に与える」との懸念を示した。日本の農林
漁業への影響も懸念される。

http://www.asahi.com/business/update/0226/TKY201102260164.html


2.【消費者は安さで輸入肉を購入/JC総研の消費行動調査】2月25日

 食肉は購入する際、国産を重視する消費者は減少傾向にある一方、「安さ」
重視から輸入肉を購入する人が増えている?とJC総研は2月24日、発表した。
2010年の畜産物などの消費行動に関する調査結果からわかった。

 調査は全国の20-70代の主婦・単身男女約1300人を対象に、昨年11月15日-
20日の5日間、インターネットで実施した。畜産物の消費行動調査は今年で
3回目。節約志向で安価なものを求める消費者の動向から、依然、不景気の
継続が読み取れる。

http://www.jacom.or.jp/news/2011/02/news110225-12670.php


3.【コメ輸入、計画量の確保困難に】2月20日

 農林水産省が実施している主食用輸入米の入札で、申込数量が契約予定
数量を下回る異例の「札割れ」が続き、計画通り年10万トン輸入するの
が難しくなっていることが分かった。国内のコメ消費低迷などで国産米の
価格が下落する一方、外国産は中国の需要増加などで値上がりしたため、
人気が低下した。

 約10年前に国産米の価格は輸入米の4-5倍だったが、現在は2倍以内に
差が縮小し、国産米の競争力が向上。高関税で守るコメ政策の再検討を
迫られている形で、環太平洋連携協定(TPP)など貿易自由化をめぐる論議
に影響しそうだ。

http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022001000345.html


4.【真岡のイチゴハウスを視察/中国関係者】2月22日

 中国の国際交流服務中心、梁志剛副主任ら関係者4人が16日、真岡市内の
イチゴ農家を視察、研修生らと交流した。イチゴ生産日本一を誇る市内には、
約100人の中国人研修生が技術の習得に励んでいる。

 梁さんらは、イチゴ農家上野義近さんのイチゴハウスを視察。甘い香りが
漂うハウスの中で、真っ赤になったイチゴを手に取りながら観察した。研修
生にも「出身地はどこ」「日本に来てから何年になりますか」などと質問し
ていた。

 梁さんは「中国のイチゴハウスと比べると、施設が近代化されている。研修
生が日本で学んだ技術を中国でも広めてもらいたい」と話していた。

www.shimotsuke.co.jp/biz/economics/agriculture/news/20110222/461447


5.【かんぴょうなどで新商品/とちぎ未来農業研が開発販売】2月16日

 栃木県内の農業関係者や県経済同友会会員が参加するとちぎ未来農業研究
会(生沼均会長)は15日、JR宇都宮駅ビルパセオの「えきの市場」で、同会の
活動から生まれた初の農産物加工品の販売を始めた。

 商品は「かんぴょうキムチ」「ニラキムチ」「川高菜(クレソン)」の3種類。
川高菜はクレソンのつくだ煮で、いずれも県内農家が生産した農産物を使用。
かんぴょうは経済同友会会員が収穫した物を使用した。加工も県内業者が行っ
た。

 試食した男性は「ニラキムチはご飯や酒のつまみに合う。かんぴょうキムチは
さっぱりしておいしい」と話し、早速購入していた。

www.shimotsuke.co.jp/biz/economics/agriculture/news/20110216/458183


6.【シェフら野菜産地体験ツアー/下都賀】2月25日

 下都賀農業振興事務所などが主催する初の下都賀地域野菜産地ツアーが23日
行われ、飲食店の経営者やシェフら21人が参加した。

 県内有数の野菜生産地帯の生産者と食品事業者とが交流して魅力を発見し、
PRを図ることが狙い。

 参加者は、下野市上川島のアスパラ農家上野和則さん方(32)と栃木市木野地の
トマト生産者舛田愛さん(36)方を訪問。舛田さん方では、イタリアから取り寄せて
栽培を進めている調理用の品種「シシリアンルージュ」のハウスを見学。
栽培方法や品質の説明を聞いたほか、収穫体験した。

 市内の飲食店の女将の渡辺久江さん(62)は「安心な地元産の食材にこだわり、
料理を提供したい。若い生産者が努力し、学んでいる様子に感心した」と話して
いた。

www.shimotsuke.co.jp/biz/economics/agriculture/news/20110225/463928


7.【シルバーファーマー制創設/那須塩原】2月25日

 那須塩原市は、農業に関心がある労働意欲が旺盛な60歳前後の市民に、
高齢化や後継者不足に悩む農家をサポートしてもらう「シルバーファーマー
制度」を創設する。シルバー世代の労働力の有効活用のほか、農家の経営
安定や生産性向上、遊休農地の解消など農業の活性化が期待される。

 市によると、研修を行った上で農家との雇用をマッチングする制度は県
内初で、「年齢を60歳前後に限定しているのは全国でも珍しいのでは」と
いう。制度は、シルバー世代の働く場や所得を確保するとともに、農家の
経営継続や生産規模拡大を図るのが狙い。市では農家の高齢化問題などを
鑑み、昨年から試行的に研修を始めている。

 サポーターを養成する支援塾は4月から9ヶ月間、全20回の研修を実施。
修了者は市に人材登録し、支援を求める農家とのマッチングを経て雇用契約
を結ぶ。

 研修は県農業試験場黒磯農場で行い、野菜作りや肥料など農業の基礎を学
ぶほか、野菜栽培などの実習も行う。野菜栽培農家で作業を体験する実地研
修もある。

 市は25日から、支援塾の受講生募集を始める。定員は20人。締め切りは3月
18日。問い合わせは市農務畜産課電話0287-62-7147。

www.shimotsuke.co.jp/biz/economics/agriculture/news/20110225/463995


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【弊社からのお知らせ】
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1.【「那須地方農政講演会」の御案内】

 今日の農業情勢が様々な課題に直面し、大きく変革する時期にある中、
地域の農業者と関係者が共に知恵とアイディアを出し合い、「もっと元気な
農業・農村」が実現できるよう、那須地方農政講演会を開催します。

◆日時
 平成23年3月1日(火)13:30?(13:00開場)
◆内容
 演題:「元気がでる農業をめざして」
 講師:藤井 大介(ふじい だいすけ)氏
    (株)ファーム・アンド・ファーム・カンパニー代表取締役
◆場所
 道の駅那須与一の郷 大田原市那須与一伝承館多目的ホール
 大田原市南金丸1584-6
◆主催
 那須地方農業振興協議会・北那須土地改良事業推進協議会
 那須地域マーケティング推進協議会・栃木県那須農業振興事務所


2.【ファーマーズ・ナイト第3弾/大田原市の古谷さん】

こだわり農家を発信するレストラン「下野農園」が、第3回目の農家発信の
イベントを行います。第3回目は、大田原市で有機栽培をしている古谷農産
が発信します。米や麦、大豆などを有機栽培しています。

当日のイベント内容は、
 ・農家さんトーク
  古谷農産の古谷慶一さんに、有機栽培や農業体験イベントなどについて
  語って頂きます。
 ・農業知識を得るクイズ With gift
 ・こだわり作物の店内販売

 日 時:3月4日(金) 19:00-21:00
 場 所:下野農園

詳細は下野農園のホームページをご覧ください。
http://www.shimotsukefarm.com/event/pc.html


3.【ファーマーズ・ナイト第4弾/上三川町のやんちゃ豚さん】

第4回目は、上三川町の「やんちゃ豚」さんが発信します。
上三川町で美味しい「やんちゃ豚」を育てている牧場です。
ウッドデッキでバーベキューはいかが!!

当日のイベント内容は、
 ・農家さんトーク
  やんちゃ豚の黒澤守さんに、美味しい肉の話や、農場への熱い思いを
  語って頂きます。
 ・農業知識を得るクイズ With gift
 ・直売も予定しています

 日 時:3月24日(木) 19:00-21:00
 場 所:下野農園

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【その他お知らせ・イベント情報】
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1.【オリオン朝市】
 
新鮮野菜がいっぱい!
どの品物も格安で購入できます。

日 時:3月1日(火)10:00-14:00
場 所:オリオンスクエア 宇都宮市江野町8-3
問合先:オリオンスクエア管理事務所(TEL:028-634-1722)

http://www.machidukuri.org/event/detail.php?n=0267


2.【二荒門前市?食のアウトレット?】

バンバ市民広場にて、農産物等を販売する市を開催します。

日 時:3月4日(金) 午後1時?午後5時
場 所:バンバ市民広場 馬場通り4-1-1(二荒山神社鳥居脇)
問合先:二荒門前市運営委員会 担当:鈴木(TEL:028-634-0664)

http://www.machidukuri.org/event/detail.php?n=0295


3.【けんちょう de 愛 ふれあい直売所】

県庁からの地産地消の情報発信を目的として、栃木県・とちぎ地産地消
県民運動実行委員会の共催で、県庁内で農産物直売所を開催します。

日 時:3月18日(とちぎ地産地消の日)10:00-14:00
場 所:県庁本館1階県民ロビー、昭和館前庭
出 品:県産農産物、県産農産物を活用した加工食品
出店団体:とちぎ地産地消県民運動実行委員会関係団体
     (農業団体のほか、商工関係団体や保健福祉関係団体からも
      出店予定)
問合先:栃木県農政課
    〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館12階
    電話番号:028-623-2277

www.pref.tochigi.lg.jp/g01/work/nougyou/shokutonou/1213858438887.html

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【編集後記】
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【「あたらしい皮のむきかた」で野菜・果物の消費拡大へ】

 今回は、ちょっと変わった話題を紹介します。
ミカン1個をむくだけで、ミカンの皮が動物の形になる前代未聞の工作絵本
『あたらしいみかんのむきかた』(小学館)が、昨年11月に発売され、話題に
なっています。

 発売されるとすぐに増刷になり、書店では品切れ状態の大ヒット。
ツイッターからブームに火がつき、テレビや新聞などで続々と取り上げられ、
Amazonでは売上ランキング総合6位を記録しました。また、本を手に入れた
人が自分の作品を次々にネットにアップする連鎖反応が起きています。

 とにかく発想がユニークで、出来上がった作品達が単純に凄いんです。
「百聞は一見にしかず」ですので、こちらの作品をご覧ください。

http://www.shogakukan.co.jp/pr/mikan/

 近年、ミカンの消費量が落ち込んでいる理由として、「皮をむくことが面倒」
「手が汚れるから」があげられています。本では、みかん以外にもメロンや
アボガドなどを使った作品も紹介されていて、1年中作品をつくることが
できるようになっています。

 果物や野菜の皮のむき方に関心が集まることによって、農作物の消費拡大に
つながることも期待されています。皮をむくだけでなく、果物や野菜の味を
味わって、食を楽しみながら遊び心も育んでいけるといいですね。

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【お問い合わせは以下のアドレスまで】
info@farmfirm.co.jp

株式会社ファーム・アンド・ファーム・カンパニー
〒320-0055
栃木県宇都宮市下戸祭2-3-2
HP http://www.farmfirm.co.jp
TEL 028-678-3411
FAX 028-678-3412

レストラン「下野農園」
〒320-0055
栃木県宇都宮市下戸祭2-3-2
TEL 028-678-6593
FAX 028-678-6594
HP http://www.shimotsukefarm.com
Blog http://ameblo.jp/shimotsukefarm/
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