2012.1.23■農のメルマガ Vol.042
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農のメルマガ Vol.042
2012.01.23 / ファーム・アンド・ファーム・カンパニー And 下野農園
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【目次】
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● ニュース・トピックス
・再生可能地1万ヘクタールが解消/2010年度耕作放棄地調査
・輸出支援のセミナー開催/農林中央金庫
・2012年農畜産物トレンド調査/日本農業新聞社
・「温泉トラフグ研究会」に関東甲信越ブロック賞
・にぎわう道の駅やいた
・農業士など22人認定/県
● 弊社からのお知らせ
・かんぴょうを使用した商品やメニューの開発の経費に1/2を補助します
・ファーマーズ・ナイトを行います
・「農地ツアー」を開催します
・栃木のこだわり野菜を用いた料理教室を開きます
・とちぎ食と農の展示・商談会に食べる野菜ドレッシングを出品しました
● その他お知らせ・栃木イベント情報
・栃木のかんぴょう祭り2012
・けんちょう de 愛 ふれあい直売所
・就農相談会inとちぎ
● 編集後記
・冬は春に向けての準備期間
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【ニュース・トピックス】
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1.【再生可能地1万ヘクタールが解消/2010年度耕作放棄地調査】1月20日
農水省は13日、2010年度の耕作放棄地状況調査の結果を公表した。前回調
査から1年間に1121市町村で耕作放棄地対策などの取り組みが進められ、農地
として復元利用すべき耕作放棄地(再生可能地)のうち1万ヘクタール(うち
農用地区域では7千ヘクタール)が農地として再生された。その結果、再生可
能地は14万8千ヘクタールで、前年度に比べ3千ヘクタール減少した。調査は
2010年4月から11年3月に全国1725の市町村で、市町村・農業委員会が主体と
なって行われた。
http://www.nca.or.jp/shinbun/about.php?aid=3484
2.【輸出支援のセミナー開催/農林中央金庫】1月19日
国産農水産物の輸出をサポートするため農林中央金庫は1月17-18日、東京
都内で「食のアジア販路開拓セミナー」を開いた。JA、JF(社団法人日本
フードサービス協会)、農業法人など32団体が参加した。
農林中央金庫は、農商工連携や6次産業化のサポートに取り組み、その一環
として販路拡大を支援する目的で、地域段階、全国段階の商談会の開催や個別
案件のビジネスマッチングに力を入れている。
販路拡大については輸出も有力な手段として捉え、今回のセミナーを関係者
が海外で商談をするためのアジア諸国のマーケット事情や商談に必要な準備事
項などを情報提供するために開いた。
http://www.jacom.or.jp/news/2012/01/news120119-15900.php
3.【2012年農畜産物トレンド調査/日本農業新聞社】1月18日
日本農業新聞社の2012年農畜産物トレンド調査によると、米は味が良いとの
評価などから北海道「ゆめぴりか」や山形「つや姫」といった新顔に注目が集
まった。一方、消費者が購入の際に重視する点としては、東京電力福島第1原
子力発電所事故による放射性物質への懸念から、昨年は回答する業者がゼロだ
った「安全性」を挙げる業者が、全体の4割に上った。消費量は米価の上昇や
原発事故の影響で、全体の8割が2011年より減ると予想した。
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=11877
4.【「温泉トラフグ研究会」に関東甲信越ブロック賞】1月22日
地域活性化に取り組む団体を支援しようと全国の地方新聞社と共同通信社が
設けた「第2回地域再生大賞」の受賞団体が21日決まり、関東・甲信越のブロ
ック賞に、海の高級魚トラフグを温泉水を使って陸上で人工養殖する那珂川町
里山温泉トラフグ研究会(野口勝明代表)が選ばれた。同会は2010年、下野新
聞社主催の「下野ふるさと大賞」を受賞している。
選考委員会は「過疎地や中山間地に雇用や所得をもたらし、地域再生の可能
性を感じさせる」と評価した。
www.shimotsuke.co.jp/biz/economics/agriculture/news/20120122/704511
5.【にぎわう道の駅やいた】1月12日
農産物直売所「旬鮮やいた」や農村レストラン「つつじ亭」などを備えた
「道の駅やいた」が県道矢板那須線(矢板バイパス)沿いに昨年4月29日に
オープンして8カ月余り。「旬鮮やいた」と「つつじ亭」を合わせた11月末
の売上額は約1億8千万円と好調で、年度末見込みの1億3千万円を9月中
に達成した。同駅の指定管理者の市農業公社は「目標額は黒字ベースの数字」
とし、商品開発や商品の安定供給などに取り組み、施設とやいたブランドの
PRに一層努める考えだ。
www.shimotsuke.co.jp/biz/economics/agriculture/news/20120112/697955
6.【農業士など22人認定/県】1月11日
栃木県は10日、県公館で2011年度の県農業士などの認定式を行い、農業士
9人、女性農業士5人、名誉農業士8人を認定した。
模範的な農業経営を実践し、青年農業者育成や、地域活性化などに積極的に
取り組む農業者が対象。福田富一知事は「引き続き地域のけん引者、指導者と
して、一層の力添えをお願いします」と激励した。
新農業士を代表し、ユリやニラを生産する鹿沼市池ノ森、早乙女良二さんが
「農業者の先頭に立ち、農産物の安全・安心の取り組みをはじめ、新規就農者
確保、若い農業者への支援など、責務を全うしたい」とあいさつした。
農業士の累計は174人、女性農業士は112人、名誉農業士は156人となった。
www.shimotsuke.co.jp/biz/economics/agriculture/news/20120111/697276
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【弊社からのお知らせ】
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1.【かんぴょうを使用した商品やメニューの開発の経費に1/2を補助します】
県内のかんぴょうの普及活動として、かんぴょうプロジェクト300を行っ
ておりますが、弊社が事務局なっております。
今回は農林水産省6次産業化対策事業の交付決定が決まり、柔軟にプロジェ
クトから商品開発やメニューに対する材料費、外注費、試験使用などの半額
の補助が出せるようになりました。
そこで、かんぴょうを使った商品又はレシピを開発する、または開発途中の
方は、是非ご連絡ください。
基本的な資料作成は事務局が全て行っておりますので、とても使い勝手は良
いですのでご安心ください。
ご興味ある方は、kanpyou@farmfirm.co.jp 玉井 宛てにご連絡下さい。
2.【ファーマーズ・ナイトを行います】
皆さんは毎日食べている食材がどこで、どんな人が、どんな方法で作られて
いるか興味はありませんか?
恒例となりました農家発信のイベント「ファーマーズ・ナイト」を2月2日
(木)下野農園にて開催いたします。
今回の生産者さんは、那須烏山市の若手農家グループ「カッシナーレ」の
皆さんです。
ナシ、イチゴ、ニンジン、ダイコンなどを栽培し、農地ツアーなどのイベ
ントも行っています。こだわりの栽培方法などについてお話ししていだき
ます。
下野農園 2月2日(木) 19:30-21:30
・農家さんのトーク
・クイズ(プレゼントあり)
・農家さんとの交流
・マーケット
※参加費無料。食事については通常通りのディナーコースを用意しています。
<カッシナーレ>
那須烏山市の若手農家4人のグループです。2010に設立し、農産物の販売を
目的としています。それまでJA出荷と直販所での販売だったのを、レスト
ランなどにも提供するようになりました。県庁で行われる直売イベントなど
にも出店しています。
詳細は下野農園のHPをご覧ください。
http://www.shimotsukefarm.com/event/pc.html
3.【「農地ツアー」を開催します】
栃木県那須烏山市にある若手農家集団のカッシナーレが1年を通して、親子
を中心に農地ツアーを開催します。
昨年12月にスタートし、毎月1回づつ開催します。
野菜の種まき、収穫などの作業の後には、採れたての野菜を使用した食事や、
収穫した作物のお持ち帰り特典もあります。
<内容>
第3回 2月4日(土)冬の梨栽培の体験
・梨の枝の剪定、誘引
・餅つき
・他
・農家さんのお話し(小川梨園 小川さん)
場 所:那須烏山市福岡113 小川梨園
体験料:小学生以上 おひとり様800円
服 装:汚れても良い服装、外のため寒くない服装
持ち物:長靴、手袋、タオル(必要に応じて着替え)
募集組数:6組。お申込多数の場合は先着順
<お申込みお問合せ先>
(1)(株)ファーム・アンド・ファーム・カンパニー
Tel:028-678-3411 Mail:info@farmfirm.co.jp
(2)下野農園のスタッフへ
4.【栃木のこだわり野菜を用いた料理教室を開きます】
下野農園では「栃木のこだわり野菜を用いたお料理教室」を開催いたします。
身近な野菜から珍しい野菜まで、旬の素材の味を再発見できます!
お料理教室を通じて生産者さんが皆さんのもっと身近になればと思います。
日 時:2月17日(金) 10:30-13:00
場 所:下野農園 宇都宮市下戸祭 2-3-2
講 師:臼居芳美先生 http://sanpomi.exblog.jp
参加費:3500円 (野菜のお土産付き)
募集人数:10名
申込み・問合せ:shimotsuke-farm@farmfirm.co.jp
TEL 028-678-6593
詳細は下野農園のHPをご覧下さい。
http://www.shimotsukefarm.com/news/post_46/pc.html
5.【とちぎ食と農の展示・商談会に食べる野菜ドレッシングを出品しました】
1月19日にマロニエプラザで開催された とちぎ食と農の展示・商談会2012に
出席し、食べる野菜ドレッシングを紹介しました。
この展示会は、足利銀行が主催し、農業者、農業者団体、食品加工関連会社
等163社が出展し、外食や小売り、流通、観光業等の関係者に向けて商品の
紹介・商談を行いました。
弊社からは、食べる野菜ドレッシングを紹介し、家庭用・贈答用の2タイプ
でのご提案をし、大変好評でした。
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【その他お知らせ・イベント情報】
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1.【栃木のかんぴょう祭り2012】
栃木県の干瓢は300年の歴史を持ち、栽培面積・生産量ともに全国一を誇る
特産物です。近年の食生活の変化などにより、家庭での消費量が減少して
いるため、消費拡大の願いをこめ、「干瓢の日(1月10日)」と同月に、多数
の消費者参加イベントとして、「楽しみ(食・遊)」を盛り込みながら開催
します。
内 容:かんぴょう料理の試食会、早食い競争、クイズなど
日 時:1月28日(土)12:00-15:00
場 所:オリオンスクエア(宇都宮市オリオン通り)
問合せ:栃木県干瓢商業協同組合 TEL:0285-53-0212
http://www.tochigiji.or.jp/9048.html
2.【けんちょう de 愛 ふれあい直売所】
県庁からの地産地消の情報発信を目的として、栃木県・とちぎ地産地消県民
運動実行委員会の共催で、毎月1回、県庁内で農産物直売所を開催します。
日 時:2月17日(金)10:00-14:00
場 所:県庁本館1階県民ロビー、昭和館前庭
出 品:県産農産物、県産農産物を活用した加工食品
出店団体:とちぎ地産地消県民運動実行委員会関係団体
(農業団体のほか、商工関係団体や保健福祉関係団体からも
出店予定。高校生等による地産地消の取組発表の場としても
活用しています)
問合先:栃木県農政課
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館12階
電話番号:028-623-2277
http://www.pref.tochigi.lg.jp/g01/work/nougyou/shokutonou/1213858438887.html
3.【就農相談会inとちぎ】
(財)栃木県農業振興公社では、栃木県で新たに農業をはじめたい方々に
就農相談会を実施いたします。多くの方々のご来場をお待ちしています。
日 時:2月18日(土) 10:00-15:00
会 場:とちぎアグリプラザ(宇都宮市一の沢 2-2-13)
問合せ:(財)栃木県農業振興公社 担い手支援部 青年農業者対策担当
電話 028-648-9511
(電話受付時間 8:30-17:15 ※土・日・祝日は除く)
http://www.tochigi-agri.or.jp/shunosoudsan/index.html
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【編集後記】
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【冬は春に向けての準備期間】
毎日寒い日が続きますが、この厳寒の時期は、露地栽培の作物にとって春の
種まきに向けての重要な準備期間です。いわゆる「土作り」を行う季節です。
植物の生育にとって理想的な土は、保水性、排水性、通気性に優れ、肥料分
を保つ力のある土です。保水性と排水性という相反する性質を持つには、「団
粒構造」という構造が必要です。団粒構造とは、細かい土の粒子が集まって
1cmくらいまでの塊になった構造で、小さな粒の間には水を含み、塊と塊の間
には空気を含んで水はけがよいため、保水、排水、通気性に優れています。
こんな理想的は土を作ることは、決して難しいことではありません。冬の寒
い時期に畑を耕せばいいんです。ただ、土を細かく耕すのではなく、大きく荒
く耕すのです。トラクターで耕す場合は、ローターの回転を遅くして荒く耕し
ます。土をひっくり返し寒気にさらし風化させることにより、団粒構造を増や
す(細かく耕してしまうと団粒構造ができにくくなります)と同時に、病原菌
や害虫、雑草の種子を死滅、軽減させることができます。もちろん、土作りは
堆肥の投入などの作業が必要ですが、耕すだけでも土作りの基礎ができるとい
うわけです。
こうした冬の間の作業は、昔はどの農家もやっていましたが、今では知らな
い農家も増えているといいます。化学肥料と農薬を撒いていれば作物の栽培は
できるので、便利になりすぎた結果、大切なことが忘れられているのかも知れ
ません。
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【お問い合わせは以下のアドレスまで】
info@farmfirm.co.jp
株式会社ファーム・アンド・ファーム・カンパニー
〒320-0055
栃木県宇都宮市下戸祭2-3-2
HP http://www.farmfirm.co.jp
TEL 028-678-3411
FAX 028-678-3412
レストラン「下野農園」
〒320-0055
栃木県宇都宮市下戸祭2-3-2
TEL 028-678-6593
FAX 028-678-6594
HP http://www.shimotsukefarm.com
Blog http://ameblo.jp/shimotsukefarm/
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